高尾山火渡り祭【2024】スケジュールや歴史に内容やアクセスと駐車場など詳細はコチラ

薬王院で実施される「御護摩修行」という火を使った精神性を高める儀式があります。

この中でも特に大規模なイベントが火渡り祭で、壮大な火の海と力強い儀式が観衆の目を引きます。

この祭りは、力強く燃え上がる火と壮大な儀式の見せ場に富み、火の上を渡ることで神の恩恵を受けるとされ、年間を通じて多くの参加者が集います。

このイベントは「Fire-Walking Festival」としても国際的に知られ、多数の外国人が訪れるほどの人気を博しています。

儀式の開始までには約1時間の準備が必要で、その間には魔を斬る、矢を射る、熱湯で浄化するなど、激しくも荘厳なプロセスが含まれ、これが大きな魅力となっています。

高尾山火渡り祭2024いつ?時間や場所など基本情報

高尾山火渡り祭は、世界の平和や健康長寿、災害の回避、交通事故の防止、個人の安全を願って、火の上を歩く修行が行われる行事です。

【開催日】
2024年3月10日(日)

【時間】
13時~

【場所】
高尾山薬王院山麓自動車交通安全祈祷殿広場

この儀式では、釈迦が尊ぶ清らかな阿伽水を神前に設置し、その後に火を灯します。

火を灯す際には、僧侶たちが杉の枝に火をつけるために棒を使用します。

煙が多く発生するため、吸い込まないように気をつける必要があります。

火が灯されると、僧侶たちは神聖な標を担ぎ、煙に囲まれながら歩きます。

火が広がり始めると、炎が大きく上がり、見る者に圧倒的な迫力を与えます。

火が落ち着いた後、僧侶は水を撒き、火を渡るための道を作ります。

火歩きには、僧侶による修行の「火生三昧」と、一般参拝者が体験する「信者火歩き」があります。

「火生三昧」とは、不動明王の深い瞑想を表し、悪霊や煩悩、敵意をすべて制し、平穏な解放を目指す不動明王の誓いを、火を渡ることで体現する修行を意味します。

高尾山火渡り祭2024整理券は配布されるの?

火渡り祭への参加は一般の方も可能です。

火を渡ることに興味がある方は、当日イベント会場で配られる整理券を手に入れるか、もしくは整理券配布が終わったあとは、直接参加者の列に加わることで体験が可能です。

また、贈り物として特別な木材を提供された参加者には、限定された椅子席(全400席)が準備されております。

リラックスして火渡りの儀式を観覧したい場合は、椅子席がお勧めです。

高尾山火渡り祭の見どころや魅力について

高尾山で開催される火渡りの祭典では、13時から始まる山伏たちの迫力ある式典が約1時間続き、その後火が灯されます。

見所の中でも特に印象的なのは、壮大な「点火」のシーンです。

本尊には、釈迦如来が最も清らかとされる閼伽水(あかすい)のような神聖な水が捧げられた後、火が灯されます。

火が灯されると、炎が勢いよく上へと昇る様子が目に留まります。この迫力ある光景は見る者を圧倒します。

この素晴らしい瞬間をぜひご覧ください。

炎が勢いよく燃え上がる様子は圧巻で、火の力が落ち着いた後には、僧侶たちが率いる火渡りが実施されます。

この伝統行事は、参加することによる多くの利益があると信じられており、毎年数多くの人々がこの挑戦を楽しんでいます。

火渡りに参加しない人も、式典や炎の迫力を目の当たりにすることだけで、十分に楽しめます。この春の訪れを告げるイベントに、ぜひ足を運んでみてください。

また、当日にしか入手できない特別な記念品も用意されています。

この限定品には、梵天札の奉納(一体500円)、火渡りの証明書、火渡りをイメージした記念品(一体300円)があります。

これらは訪れた記念になることでしょう。

高尾山火渡り祭2024の内容とスケジュール

毎年、以下のようなスケジュールとなります。

●13:00頃
僧侶入場。儀式

●13:30頃
火渡り祭会場に僧侶が到着。会場に入場後も儀式続く

●14:00頃
点火

●14:30頃
消化

●14:50頃
火生三昧が開始

●15:00以降
御信徒火渡りが開始

ちなみに、雨天決行になります。

火の祭典では、まず約一時間にわたって特別な準備が行われます。

この時間には、経文を唱えたり、魔を切り落とすために刀を使ったり、空間を清めるために矢を放ったり、体を浄化するために熱いお湯に浸かるなどの行為が含まれます。

祭りは午後1時から始まり、ほら貝の音に導かれて参加者が集まります。

さまざまな祭儀が実施され、その中には参加者の汚れを祓う祭儀や、参加者一人ひとりの願いを伝える儀式などがあります。

火を焚く儀式では、修験者が火をつけ、瞬く間に周囲が煙に包まれます。

火が点けられると、炎と煙が勢いよく立ちのぼり、その温度は遠くからでも感じることができます。

参加者はこの炎のそばで、身も心も清める儀式を行います。

午後2時頃には、神輿を担いで周囲を巡る儀式が始まります。

この儀式では、火渡り祭の際に特別な札を神輿に差し、周囲を歩きながら祈祷します。

この札は「火伏の御札」としても知られ、家内安全や火災防止の効果があるとされ、人気があります。

最終的に、火渡りの修行が行われ、参加者は特別に調整された炎の道を歩きます。

この道は人が歩ける限界まで温度が調整されていますが、それでも非常に高温です。

山伏はこの炎の中を、特定の呪文を唱えながら歩きます。

修験者の後、一般参加者も火渡りに参加することができます。

これは、昭和30年代以降、より多くの人に参加してもらいたいという思いから始められました。

高尾山火渡り祭2024混雑状況

毎年、高尾山の火渡りの式典は大勢の参加者で賑わうことが知られています。

こうした状況を踏まえ、今年も人出が多くなる見込みです。

特に会場の周辺には多くの人が集まるため、注意してお出かけください。

しかし、SNSでの情報を確認する限り、過度に混雑している様子は見受けられず、他のお祭りと比較して比較的スムーズに参加できる可能性もあります。

高尾山火渡り祭2024アクセス

【場所】
高尾山薬王院山麓自動車交通安全祈祷殿広場
〒193-0844 東京都八王子市高尾町2390 高尾山自動車祈祷殿

【電車】
京王線「高尾山口」駅より徒歩約5分

高尾山火渡り祭2024駐車場

残念ですが、駐車場は用意されていません。

しかも、自動車祈祷殿の駐車場は火渡利に使用するため駐車不可です。

出来るだけ、公共交通機関を利用しましょう。

高尾山火渡り祭なぜやる?歴史と由来について

高尾山火渡り祭は、飯縄大権現の深い慈悲心から生まれた行事です。

この祭りは、真言宗の密教的修行である御護摩の儀式を通じて、参加者や世界の平和、健康、安全などを願い、災害や不幸を払う目的があります。

この伝統的な行事は、毎年3月の第2週の日曜日に、高尾山の麓にある特設の場所で開催されます。

この日、修行を積んだ僧侶たちは、参拝者の名前と年齢が書かれた特別な木片を祈祷しながら火に投じ、願いを込めます。

火渡り祭は、参加者自らが身を清め、心身を鍛えることで、個人の福祉はもちろん、交通安全や社会全体の平和と繁栄を願う高尾山の代表的な儀式です。

この儀式により、信者や参加者は災難からの保護と長寿を祈願し、共に平和な世界を目指します。

高尾山火渡り祭2024まとめ

高尾山火渡り祭は、迫力があります。

火渡りの個人参加も出来るのが嬉しいポイント。

伝統ある行事なので、少し寒い時期ですが高尾山火渡り祭を見に行きましょう。

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