毎年10月には、400年を超える伝統を誇る「津山まつり」が開催されます。
この祭りは、東の大隅神社、西の高野神社、そして徳守神社の秋の大祭として知られています。
県指定の重要有形民俗文化財にも登録されている、彫刻技術が光る壮美なだんじりが特徴です。
また、城下町「西の小京都」を背景に、伝統的な音楽に合わせて勇ましく練り歩くだんじりは、その趣深さで多くの見物人を魅了します。
津山まつり2024時間や場所にスケジュールなど基本情報
津山まつり2024開催概要は以下となります。
◎大隈神社 10月20日(日)
◎高野神社 10月20日(日)
◎徳守神社 10月27日(日)
各神社でのお祭りについての詳細を紹介していきます。
<<津山まつり2024>>
◎大隅神社
開催日:2024年10月20日(日)
イベント会場:イーストランド
時間:14:30~15:45
14:30~14:45に催し物会場にだんじりが勢揃いし、催し物を開催、15:45頃に再度会場を出発します。
【詳細日程】
・14:30~14:45 会場にだんじり集合、開催
「傘踊り」「キッズダンス」披露。
・15:45~ 再度会場を出発
◎髙野神社
開催日:2024年10月20日(日)
イベント会場:ウエストランド及び津山信用金庫二宮支店
時間:10:00~11:00
【詳細日程】
・9:50~ 会場に集合
イベント終了後に高野神社へ移動。
神事が終わり次第、だんじりの巡行を再開。
神社到着後は「獅子舞」「浦安の舞」「傘鉾の御巡幸」を披露。
◎徳守神社
開催日:2024年10月27日(日)
イベント会場:奴通り
時間:12:10~15:30
【詳細日程】
・12:00~ 会場集合
・12:10~12:40 津山鶴丸太鼓
・13:50~14:05 田町奴保存会
・14:05~14:20 津山情緒保存会
・14:20~14:45 備州岡山城鉄砲隊
だんじり到着時間は12:40~13:35を予定しています。
津山まつり歴史やだんじりなど大隅神社・徳守神社・高野神社の見どころ
<大隅神社の歴史と見どころ>
◎大隅神社の歴史
大隅神社は、古代の和銅時代以前から存在する歴史ある神社です。
◎大隅神社の見どころ
大隅神社では、現在11台のだんじりがあり、通常年によって表年と裏年に分けられ、表年には全台、裏年には2?3台のだんじりが出動します。
特に宵まつりの統一巡行は、だんじりが夕方から夜にかけて旧出雲街道を練り歩く様子が見もので、津山の秋を代表する風景です。
<高野神社の歴史と見どころ>
◎高野神社の歴史
高野神社は、安閑天皇二年(534年)の11月に創建され、延喜式内社に数えられます。
「美作国二宮」として知られ、古くから「一宮中山神社」「総社宮」とともに美作三大社の一つとされています。
◎高野神社の見どころ
高野神社のだんじりは、10台以上が出動し、宵まつりでは夕方から夜にかけての巡行が行われます。本まつりでは全だんじりが集まり、獅子舞や浦安の舞、傘鉾の御巡幸などが披露されます。
これらの演目は高野神社祭りのハイライトです。
<徳守神社の歴史と見どころ>
◎徳守神社の歴史
徳守神社は、天平五年(733年)に聖武天皇の祭祀を始めたとされています。
慶長8年(1603年)、森忠政公による津山城建築時に現在地へ移設され、城下の総鎮守とされました。
◎徳守神社の見どころ
徳守神社では、24台のだんじりがありますが、近年は10?12台に限定して出動しています。
宵まつりでのだんじりの練り歩きや、本まつりでの徳守神社神輿の巡幸と同時に進行するだんじりの演技は見応えがあります。神輿の巡幸中、だんじりが旋回や方向転換をしながら整列し、神輿を迎えます。
<だんじりとは>
だんじりは、車輪のない人力で引く山車を指します。
各チームがそれぞれの自慢のだんじりを披露しながら練り歩くことが、津山まつりの大きな見どころです。
だんじりの上では生演奏も行われ、祭りの活気を一層盛り上げます。
津山まつり2024アクセス
【大隈神社】
〒533-0011 大阪府大阪市東淀川区大桐5丁目14-81
【髙野神社】
〒708-0013 岡山県津山市二宮601
【徳守神社】
〒708-0047 岡山県津山市宮脇町5
【電車】
・大隅神社:JR「津山駅」 徒歩約20分
・髙野神社:JR「津山駅」 徒歩約15分
・徳守神社:JR「津山駅」 徒歩約15分
【車】
・大隅神社:中国自動車道「津山IC」 約15分
・髙野神社:中国自動車道「道院庄IC」 約10分
・徳守神社:中国自動車道「道院庄IC」 約10分
津山まつり2024駐車場
臨時駐車場はありませんが、近くの駐車場を紹介します。
【大隈神社周辺】
■城東地区観光駐車場
〒708-0832岡山県津山市東新町62
時間:8:30~17:00
料金:無料
全収容台数:普通車30台
■衆楽公園駐車場
〒708-0004岡山県津山市山北634
営業時間:春・夏 7:00~20:00/秋・冬 7:00~17:00
料金:無料
全収容台数:普通車 120台/バス 6台
■津山市城下駐車場
〒708-0022岡山県津山市山下92-10
営業時間:終日
料金:全日 最初の1時間のみ250円、それ以降は100円/60分
全収容台数:42台(うち車いす用1台)
【高野神社周辺】
■タイムズのB 津山駐車場
〒708-0013 岡山県津山市二宮
【徳守神社周辺】
■アルネ・津山地階駐車場
〒708-0065岡山県津山市新魚町17
営業時間:24時間
料金:最初の1時間のみ300円、それ以降100円/ 60分
全収容台数:193台
■アルネ・津山上層階駐車場
〒708-0065岡山県津山市新魚町17
営業時間:7:00~22:00
料金:最初の1時間のみ300円、それ以降100円/60分
全収容台数:533台
津山まつり2024まとめ
「津山まつり」とは、津山にある三社の秋の祭典を包括する名称です。
徳守神社では、この秋祭りの目的が「信者の福祉を願うこと」とされています。
このような心温まる表現は、津山ならではの特徴です。
参加するだんじりには、県指定の重要有形民俗文化財として認定されたものが27台、飾り山が21台あります。
囃子には津山松平家の伝統的な陣太鼓が起源とされ、囃子言葉「そーやれ」に合わせて鉦が「カン カン カン」と鳴り響きます。
300貫(約1トン)を超える重さの大神輿は、日本三大神輿の一つとされ、その迫力は見る者を圧倒します。
町を駆け抜けるだんじりは、その精巧な彫刻で高い芸術性を示しています。
津山のしっとりとした城下町で、市民の誇りが祭り全体に輝いているのが感じられます。