大正10年から始まり、現在も続いている伝統的なお祭りは、箱根の明星ヶ岳、通称「大文字山」の近くで開催されています。
このお祭りは当初、避暑地を訪れる観光客の娯楽としてスタートしましたが、今では箱根全域に縁のある無縁の霊たちの安寧を祈り、盆の送り火として行われています。
この祭りでは、山頂付近で行われる大文字焼きと、華麗な花火の競演が見どころです。
竹で形作られた大の文字に火がつけられると、最初は小さな火点が現れ、やがてそれが線となり、夜空に大の字が浮かび上がります。
また、大文字焼きを背景に、迫力のあるスターマインや仕掛け花火、ナイアガラなどの豪華な花火が打ち上げられ、箱根の夏の夜空を鮮やかに彩ります。
箱根強羅温泉大文字焼き2024いつ?時間や場所など基本情報
箱根強羅温泉大文字焼き2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年8月18日
※8月16日は台風の影響で8月18日になりました。
【点火時間】
19:30~
【点火場所】
明星ヶ岳の山頂付近
〒250-0401 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野
箱根強羅温泉大文字焼き2024花火の時間や打ち上げ場所など
【開催日】
2024年8月18日
【打ち上げ時間】
19:30~20:10
【打ち上げ場所】
強羅駅周辺
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300ー329
箱根強羅温泉大文字焼き2024穴場の見える場所おすすめスポット
箱根強羅温泉大文字焼きが見える穴場スポットを紹介します。
【箱根強羅公園】
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
箱根強羅公園は、箱根強羅温泉大文字焼きを一望できる最もおすすめの場所として知られています。
普段は17時で閉園しますが、2024年の箱根強羅温泉大文字焼きイベントに合わせて特別に夜間開放される予定です。
この公園からは花火も非常に良く見えるため、多くの人々に愛される観覧スポットです。
ただし、この場所は穴場ではなく、人気があるために通常はかなりの混雑が予想されます。
【早雲山(そううんざん)駅周辺】
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300ー328
早雲山駅周辺は、強羅駅から少し高台に位置しており、大文字焼きを正面から見ることができるため、こちらも観光客に人気のスポットとなっています。
このエリアも箱根強羅公園と同じく、人々が集まるためにかなり混雑します。
また、早雲山駅と強羅駅を結ぶ沿線は、両駅の周辺ほどではないが、混雑することなく大文字焼きや花火の両方を楽しむことが可能です。
【箱根中学校周辺】
〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1154
上述の二つの場所は大文字焼きの観覧に適しており、多くの人々が訪れるために人気がありますが、もし混雑を避けたい場合、別のおすすめスポットがあります。
箱根中学校周辺もまた、彫刻の森駅から近く、交通の便も良いため、穴場としておすすめできます。
箱根強羅温泉大文字焼き2024見える宿を紹介します
箱根強羅温泉大文字焼きが見える宿があるのでいくつか紹介します。
【箱根 ゆとわ】
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-27
箱根ゆとわでは、一部の客室とレストランが明星ヶ岳に面しており、そこから大文字焼きを楽しむことができます。
客室から大文字焼きを観賞したい場合、全室から見えるわけではないため、予約時に特に確認することをお勧めします。
【箱根強羅温泉 季の湯 雪月花】
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-34
箱根強羅温泉の季の湯雪月花では、明星ヶ岳に面した一部の客室から大文字焼きを見ることができます。予約する際には、この点を確認しておくと良いでしょう。
この宿は全客室に露天風呂を完備しているのが特長で、露天風呂を楽しむことができるため、露天風呂がお好きな方に特にお勧めです。
【ホテルマイユクール祥月】
〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本468-1
ホテルマイユクール祥月は大文字焼きの会場から少し離れた位置に位置しています。
このホテルは「女性目線」にフォーカスしており、肌をすべすべにする温泉と女性に人気のスイーツを提供しています。女性同士での旅行に特にお勧めの施設です。
【箱根料理宿 弓庵】
〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297-248
箱根強羅温泉大文字焼き2024歴史や由来と見どころ
箱根強羅温泉大文字焼き2024の起源は1921年(大正10年)に遡ります。
このイベントは2024年で第101回を迎えることになります。
当初は避暑地を訪れる人々の娯楽のためにスタートしましたが、今では箱根地域の霊たちの安息を願う盂蘭盆(うらぼん)の送り火として行われています。
箱根強羅温泉大文字焼き2024では、大文字焼きと花火が融合した幻想的な景色が見どころです。
特に、大文字焼きとスターマインの華やかな連続打ち上げ、そして大文字焼きとナイアガラの滝とのコラボレーションは、見る者にとって絶景を提供します。
箱根大文字焼き2024まとめ
大正10年から続く、華麗な大文字焼きと花火の共演が見られる行事です。
この行事は、うら盆の送り火として行われ、箱根の三大祭りの中でも特に重要な位置を占めています。
この祭りは、箱根の強羅温泉の対面にある明星ヶ岳の山頂付近で実施され、その様子は見る者を魅了します。
直径約30cmの乾燥した篠竹を約250束使用して、「大」という形を作り、これに火をつけます。
初めは単なる火の点から始まり、徐々に線状に燃え広がり、最終的には「大」の形を暗闇に映し出す幻想的な光景が広がります。
大文字焼きに加えて、仕掛け花火であるナイアガラも打ち上げられ、強羅温泉の夏の夜空を豪華に彩ります。